結婚にまつわる儀式には結納があります。
名前は聞いたことはあるけど、詳しくはわからないという人も少なくありません。
そもそも結納とは、婚約を公にする儀式のことで、結婚の約束を二人以外にも知らせてより確かなものにする行為です。
結納の起源は1600年ほど前で、仁徳天皇の皇太子が妃をむかえる際に行ったのがはじまりとされています。
その後平安時代には貴族の間にも広まり、室町時代になると武家の間にも広まりました。
庶民の間に広まったのは明治で徐々に一般にも広まってきました。
近年では結納を行わない人も増えていますが、両家の改まった挨拶の場にもなりますし、婚約を周囲に知らせることができますから、両家で相談し結納を行うかどうかを考えてみるとよいでしょう。