一般的な結納品には、目録や熨斗、末広、友白髪などがあります。
そもそも結納は婚約を周囲に知らせる儀式で、結納品にはそれぞれ意味が込められています。
目録はその名前の通り結納品の品目と数を記した明細書のようなものです。
のしはご縁が長く続きますように。
不老長寿の象徴としてアワビの肉を干して伸ばしたものが添えられています。
末広は白無地の扇の一対で、純白無垢の意味があり、関西では寿栄廣とも書かれることがあります。
友白髪は共に白髪になるまで睦まじくという意味があり、関西では高砂人形を意味することが多く、友志良賀と書く場合も少なくありません。
このほかにも勝男節や家内喜多留、寿留女、子生婦など願いや意味が込められた品が代表的なものとなっています。